■旅日誌
[1993/9] 目指せ北関東
(記:2005/3/1 改:2022/1/3)
(記:2005/3/1 改:2022/1/3)

前回の銚子に引続き、18切符の残券で近場を回ってみることにしました。日帰りなので近場といえば近場かもしれませんが、北関東のローカル線の訪問はとても距離を感じるものでした。
日帰り
意を決して日曜の早朝から出掛けてみよう、などと考えるのも何だか久しぶりのような気がしていた。今日向かう場所で1箇所、どうしても時間的な制約を受ける場所があったので、早朝の出発となった。普段の平日には考えられないほどがらがらの電車を乗り継いで上野まで出てきた。さらにここから1時間ほどボーっとしてまずは高崎へと向かう。
高崎で吾妻線に直通する便に乗り換え、さらに北へ進む。渋川で上越線に別れを告げ万座方面へと入っていく。やがて進行方向左手に川が見えてくる。列車はこの先も吾妻川沿いに西へと進むことになる。吾妻線沿線には名高い温泉場が点在しており、上野からの直通特急も走っている。ただし沿線といっても駅からは遠く離れた場所が多いのは事実だ。単調ながら山間の景色はずっと続いていた。万座・鹿沢口駅へ到着すると、実質吾妻線はここが終点である。ただ、一日数本だけ大前まで行く電車があり、その時間に合わせるために今日は早起きしたようなものだった。終点大前駅はまるで臨時駅のようで、駅近くには民家がわずかばかりあるほどでとても寂しい駅だった。(後日談:吾妻線にはあらためて乗車する機会がありました。そのときの旅日誌はこちらをご覧ください。)
数分で大前駅を折り返し高崎方面へ戻ることにした。これを逃すとあともう何時間を列車はやってこない。そうなっては大変だ。(苦笑) 今朝早かったこともあり、来た道をただ戻るだけの退屈さも手伝い、時折うっつらうっつらしてしまった。意識がはっきりしたのは渋川へ着く手前のことだったように思う。上越線に入りしばらくすると駅でもないのに列車が停止してしまった。踏み切りでトラブルが起きたらしい。だが大事にはいたらなかったようで直ぐに運転は再開された。こんなところで足止めをくらっても、いい迷惑である。
高崎へ戻り、立ち食いソバで軽く昼食を済ませる。両毛線に乗り継ぎ小山方面へと抜ける。沿線は関東平野の北のへりにあたり、ここも単調な景色が続くだけだ。次は小山で東北本線に乗り継ぎ宝積寺まで移動する。ようやくここで烏山線への乗り換えができることになる。関東地方としては珍しい気動車に乗り込み出発を待つ。出発してしまえ30分とちょっとで終点烏山へ着いてしまうのだが、車窓はもうすっかり山のなかといった感じだった。ここまでやってくるのに時間を費やしたのでかなり遠くへやってきたような気がしていた。そう思うとさっさと帰ろうとおのずと考えてしまう。なにせ18きっぷなので…。(後日談:烏山線にはあらためて乗車する機会がありました。そのときの旅日誌はこちらをご覧ください。)
高崎で吾妻線に直通する便に乗り換え、さらに北へ進む。渋川で上越線に別れを告げ万座方面へと入っていく。やがて進行方向左手に川が見えてくる。列車はこの先も吾妻川沿いに西へと進むことになる。吾妻線沿線には名高い温泉場が点在しており、上野からの直通特急も走っている。ただし沿線といっても駅からは遠く離れた場所が多いのは事実だ。単調ながら山間の景色はずっと続いていた。万座・鹿沢口駅へ到着すると、実質吾妻線はここが終点である。ただ、一日数本だけ大前まで行く電車があり、その時間に合わせるために今日は早起きしたようなものだった。終点大前駅はまるで臨時駅のようで、駅近くには民家がわずかばかりあるほどでとても寂しい駅だった。(後日談:吾妻線にはあらためて乗車する機会がありました。そのときの旅日誌はこちらをご覧ください。)
数分で大前駅を折り返し高崎方面へ戻ることにした。これを逃すとあともう何時間を列車はやってこない。そうなっては大変だ。(苦笑) 今朝早かったこともあり、来た道をただ戻るだけの退屈さも手伝い、時折うっつらうっつらしてしまった。意識がはっきりしたのは渋川へ着く手前のことだったように思う。上越線に入りしばらくすると駅でもないのに列車が停止してしまった。踏み切りでトラブルが起きたらしい。だが大事にはいたらなかったようで直ぐに運転は再開された。こんなところで足止めをくらっても、いい迷惑である。
高崎へ戻り、立ち食いソバで軽く昼食を済ませる。両毛線に乗り継ぎ小山方面へと抜ける。沿線は関東平野の北のへりにあたり、ここも単調な景色が続くだけだ。次は小山で東北本線に乗り継ぎ宝積寺まで移動する。ようやくここで烏山線への乗り換えができることになる。関東地方としては珍しい気動車に乗り込み出発を待つ。出発してしまえ30分とちょっとで終点烏山へ着いてしまうのだが、車窓はもうすっかり山のなかといった感じだった。ここまでやってくるのに時間を費やしたのでかなり遠くへやってきたような気がしていた。そう思うとさっさと帰ろうとおのずと考えてしまう。なにせ18きっぷなので…。(後日談:烏山線にはあらためて乗車する機会がありました。そのときの旅日誌はこちらをご覧ください。)