■旅日誌
[1994/2] ♪梅は咲いたか…
(記:2005/2/19 改:2022/1/3)
(記:2005/2/19 改:2022/1/3)

よく分からないが、創造性を鍛えるとかいう研修に熱海まで連れて行かれました。いろいろ突き詰めていてちょうど仕事で疲れていたこともあり、ある意味気分転換にもなりました。ということで、その帰り道でちょこっとだけ寄り道しています。
0日目
もともとうがった性格なので、この手の研修に素直な心で参加できたかどうか分からないが、とありえず2泊3日の研修は終わった。右脳がどうした左脳がどうしたから始まって、創造性を鍛えるには?といったことについてあれこれやらされた。アイデアというものは人間追い詰められたときにこそ出てくるものだ、ある意味禅の世界の無の境地にも似ている、などといった話しもあったが、何のことはない普段から実践しているころである。問題のあるプログラムを抱えててどうしても解決方法が見つからず悩み続けていたところ、ある日の明け方に薄らぐ意識の中でそのプログラムが静かに動き出し、瞬間的にその答えがひらめいたという経験をしたことがある。確かそのときは、すぐに飛び起きてそのアイデアを忘れないように急いで出社して見事に問題解決させたように記憶している。それ以来、そんなことは別に珍しいことではないと思っていたので、あらためて研修と言われてもあまり新鮮味はなかった。
とにかく閉じ込められたところから放たれた開放感は悪くない。(笑) 散会時には時間もさほど遅くなく三々五々といった感じだったが、さっと抜けて熱海駅へ向かう。ここ熱海もひところの賑やかさも今は昔といわれるが、梅祭りの時期でもあり平日にもかかわらずそれなりに観光客の姿がある。よく分からないが今回は怪しい(?)切符を買っていたので、新幹線でトンネルをひとつ抜けて三島へ向かう。沼津から先はこの切符が使える権利はないので、清水までの区間の精算を車内で済ます。清水といえば清水港線のことが頭に浮かぶが、その痕跡はない。駅を降りて古びた商店街を抜けて静鉄の新清水駅へ歩いていく。静岡鉄道の車両はどこかで見たようなステンレスカーだった。駅間距離も短くまるで路面電車のようだが、走り出してはすぐに停車…を繰り返し程なくして新静岡へと到着した。日も暮れてしまったが、歩いてJRの静岡駅へ向かう。折角ここまで来たので、とりあえず何か"海の幸"でも探しに行こうか…。
とにかく閉じ込められたところから放たれた開放感は悪くない。(笑) 散会時には時間もさほど遅くなく三々五々といった感じだったが、さっと抜けて熱海駅へ向かう。ここ熱海もひところの賑やかさも今は昔といわれるが、梅祭りの時期でもあり平日にもかかわらずそれなりに観光客の姿がある。よく分からないが今回は怪しい(?)切符を買っていたので、新幹線でトンネルをひとつ抜けて三島へ向かう。沼津から先はこの切符が使える権利はないので、清水までの区間の精算を車内で済ます。清水といえば清水港線のことが頭に浮かぶが、その痕跡はない。駅を降りて古びた商店街を抜けて静鉄の新清水駅へ歩いていく。静岡鉄道の車両はどこかで見たようなステンレスカーだった。駅間距離も短くまるで路面電車のようだが、走り出してはすぐに停車…を繰り返し程なくして新静岡へと到着した。日も暮れてしまったが、歩いてJRの静岡駅へ向かう。折角ここまで来たので、とりあえず何か"海の幸"でも探しに行こうか…。
1日目
今日は三島からスタートする。伊豆へは何かと訪れる機会もあるのだが、修善寺へ電車で行った記憶はない。伊豆箱根鉄道は特急踊り子号も直通しているように、意外と足の便は悪くない。通学の時間帯からもずれていたのだろうか、ガラ空きの普通列車で修善寺へと向かう。時間帯のせいか、修善寺駅は人の姿もまばらで何か物足りない感じがする。ちなみに地名の由来にもなっているお寺の名前は「修禅寺」と記するのが正しく昔は地名も同じ字が使われていたが、その後「修善寺」と改め駅名も修善寺駅となっている。軽く朝食を済ませ、バス乗り場へと移動する。修善寺を出てしばらくはアップダウンの多い山道が続く。途中目立ったものもなく、唯一虹の郷とかいう遊園地らしきものがあるが、乗り降りする人もいない。小雪が舞う中、戸田へまでやってきた。(後日談:その後、随分たって伊豆箱根鉄道を利用する機会がありました。そのときの旅日誌はこちらをご覧ください。)
手元のフリー切符を見せて一旦バスを降る。すると方向幕が変わり次の目的地である土肥行きであることを示して。そこらにいても寒いだけなので、再び同じ車に乗り発車を待つ。西伊豆の海岸沿いを南下する。地形に沿って走る海岸線の道路はところどころ入り組んでおり、変化があって車窓は見てて飽きない。西伊豆方面へも、学生の頃合宿と称して何回も来ているのでところどころ記憶に残っている場所もある。土肥を経由して更に南下して松崎へとやってきた。再びバスを乗り継ぐ。
松崎からは海岸線を離れ、山越えをして下田方面に向かう。伊豆半島はちょっと内陸へ入ると一変して山間の風景と変わるところが多い。また、南と北とでは気候ががらっと変わることも珍しくないというが、天気は穏やかで気温もぐっと上がった感じが。午前中の小雪の舞う寒さがウソのようだった。蓮台寺の近くで右に曲がり、最後に下田方面へ向かって南下していく。路線バスの乗り継ぎばかりであったが、変化のある場所が多いので、やはり自分で運転している方が楽しいかもしれいない。最後は少々退屈気味になっていた。
伊豆急下田駅はいつの間にか随分ときれいになっていた。駅の近くでちょっと遅めのお昼にする。特に観光目当てでもないので、今日はこのまま帰るつもりだ。じっとしていたとはいえ、3日間缶詰だったのでとてもいい気分転換になった。伊豆急といえばリゾート21など乗っているだけで楽しい列車もあるのだが、ちょうどタイミングがよかったのと乗換えも面倒だったので特急踊り子で行くことにした。分かっていたこととは言え、評判通りあまり乗り心地はよくない。まぁ、細かいことは気にしないことにしよう。今日のようについでの寄り道ではなく、あらためて来たいものだ。(後日談:たかが伊豆、されど伊豆…といったところでしょうか?スーパービュー踊り子に乗ったときの旅日誌はこちらをご覧ください。)
手元のフリー切符を見せて一旦バスを降る。すると方向幕が変わり次の目的地である土肥行きであることを示して。そこらにいても寒いだけなので、再び同じ車に乗り発車を待つ。西伊豆の海岸沿いを南下する。地形に沿って走る海岸線の道路はところどころ入り組んでおり、変化があって車窓は見てて飽きない。西伊豆方面へも、学生の頃合宿と称して何回も来ているのでところどころ記憶に残っている場所もある。土肥を経由して更に南下して松崎へとやってきた。再びバスを乗り継ぐ。
松崎からは海岸線を離れ、山越えをして下田方面に向かう。伊豆半島はちょっと内陸へ入ると一変して山間の風景と変わるところが多い。また、南と北とでは気候ががらっと変わることも珍しくないというが、天気は穏やかで気温もぐっと上がった感じが。午前中の小雪の舞う寒さがウソのようだった。蓮台寺の近くで右に曲がり、最後に下田方面へ向かって南下していく。路線バスの乗り継ぎばかりであったが、変化のある場所が多いので、やはり自分で運転している方が楽しいかもしれいない。最後は少々退屈気味になっていた。
伊豆急下田駅はいつの間にか随分ときれいになっていた。駅の近くでちょっと遅めのお昼にする。特に観光目当てでもないので、今日はこのまま帰るつもりだ。じっとしていたとはいえ、3日間缶詰だったのでとてもいい気分転換になった。伊豆急といえばリゾート21など乗っているだけで楽しい列車もあるのだが、ちょうどタイミングがよかったのと乗換えも面倒だったので特急踊り子で行くことにした。分かっていたこととは言え、評判通りあまり乗り心地はよくない。まぁ、細かいことは気にしないことにしよう。今日のようについでの寄り道ではなく、あらためて来たいものだ。(後日談:たかが伊豆、されど伊豆…といったところでしょうか?スーパービュー踊り子に乗ったときの旅日誌はこちらをご覧ください。)