■旅日誌
[2022/5] 疑似時空旅行
(記:2022/5/4)
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自粛を続けること足掛け三年、緊急事態宣言もない、まん防もないGWでしたので、ちょっとだけお出掛けしてきました。目指した先は成田、タイにあるワットパクナムの日本別院を見学してきました。
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 番外編
ルート概略
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成田、ワットパクナム日本別院
あれからもう丸2年、新しい生活様式なんて言葉もすっかり定着してしまい、何とも味気ない日々が続いていた。普段も当たり前のようにテレワークで会社へ行くのも月に1日あるかないか、客先やセミナーに足を運ぶこともなく、転職でもしない限りこの生活は続くものと思われ、プライベートで電車に乗ったのも、車が止められない役所とかに2、3度、趣味的なことといえば旅日誌のページをリニューアルしたくらい、、、あれほど飛び歩いてたのがまるでウソのような生活ぶりでだった。
ワットパクナム日本別院
ところで今年のGWは10連休だったのだが、仕事の都合で5日ほど飛び飛びで勤務しなければならず(もちろんテレワーク)一応、オフとされた日でも何かあったらすぐ連絡がとれるように半ば拘束状態が続ていた。そんな中、実は前々から気になっていたところがあり、少し分かりづらいとは聞いていたが、車で片道2時間もかからないはず、、、そうと決まれば思い切って1日だけ外出してみることにした。途中、下り渋滞に巻き込まれたものの、東関道を少し手前の成田で下りて、のどかな下道を進んで行く。県道に入りしばらくすると入り口を示す看板に出くわし、木々の合間から目的の建物がちらって見えてきた。
ワットパクナム日本別院
タイ語で書かれた看板を確認し、今回の訪問先であるワットパクナム日本別院へ到着。敷地の中はどことなく日本ではない印象だった。早速、寺院の建物を見ておこう。まず目を引くのが、この布薩堂青い屋根大理石の壁黄金の装飾は見るものを圧倒する。その横にあるガラス張りの小さなお堂が本堂で、中には金色の仏陀と僧侶の仏堂が安置されており、脇にはおみくじらしきものもあった。そしてあらためて布薩堂のまわりを一周してみる。十二支をあしらったものだろうか、白い動物の石像建物の周囲を囲っていた。そして最後に建物の中見学させていただく。礼拝などの儀式はここで行われるらしく、赤を基調にした精緻な装飾大きな仏像はまるでタイそのものだった。
ワットパクナム日本別院
ここは観光地というより、日本で生活されるタイの方のための施設であって、邪魔にならない程度に見学させていただいたが、規模は小さいものの建物の佇まいといい、畑や木々に囲まれた雰囲気といい、まるでタイへ旅行したような気分だった。あまり長居するのも何だし、上り渋滞に巻き込まれるのもイヤなので、早めに切り上げることにするか、、、と、その前に、ちょうど正午だし、そうだ、近くお昼を済ませることにしおくかな…。
ワットパクナム日本別院
道すがらすぐ近くに成田ゆめ牧場のトロッコ列車があるのは知っていたのだが、なぜか今回もレトロ自販機を目指してオートパーラーシオヤに寄り道してみることにした。前回、前々回の埼玉シリーズ?に比べコンパクトなものの、ちらほら訪れる人も少なくなく、稼働してない自販機もあったが、今回は天ぷらそばとチーズバーガーにありつくことができた。事情があって泊りがけの旅行はしばらく難しいのだが、プチ海外旅行というか、タイムトリップというか、束の間の非日常にひたることができたのが、少し嬉しかった。
オートパーラーシオヤ