■旅日誌
[2019/9] ラ・マル・ド・ボァ~ビール三昧&片上鉄道
(記:2021/5/2)
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何となくぷらっと岡山へ行ってきました。ラ・マル・ド・ボァを貸し切って、普段は走らない区間を行くツアーなのですが、キリンビール岡山工場とのコラボでビール飲み放題&工場見学付きというなかなか粋な企画でした。
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 日帰り
ルート概略
【寄ったところ、乗ったもの】※詳細はこちら
吉備津彦神社、吉備津神社、ラ・マル・ド・ボァ、柵原ふれあい鉱山公園、キリンビール岡山工場
集合場所は岡山だけど出発はお昼過ぎなので東京方面からも余裕で参加可能だった。いつものようにぷらっとプランで新横浜6時発のひかり493号に乗って早めに岡山入りして、少しだけ足を延ばしてみようと思う。とりあえずプランに付いてきた岡山みどころパッククーポンを使えば路面電車と岡山城、後楽園がセットで利用できるのだが、一度見に行ったこともあるし、どこか普通。倉敷にもGWに来たばかりで、ふと思いついたのが吉備津神社だった。それと、その前に吉備津彦神社に立ち寄るのもありかな。
吉備津神社
桃太郎線こと吉備線に乗って備前一宮駅で下車し、すぐ近くにある吉備津彦神社に向かう。山間に佇むとても雰囲気のある場所で、吉備の中山は神体山として信仰されているという。境内の中をしばらく散策し、ここからは徒歩で移動、台風が気になったが、まだまだ夏の暑さが残る中、距離にして2キロほど歩いて行くと吉備津神社にたどり着く。ここら辺りには桃太郎・鬼退治の原型となった伝説が残っているとされているが、吉備津神社もまた立派な神社巨大な本殿は国宝に指定されている、特に境内にある長く美しい回廊を抜けていくのが何とも素晴らしい。思いつきとはいえ、とてもいい経験になった。
ラ・マル・ド・ボァ
吉備津神社を後にして、こんどは吉備津駅徒歩で向かう。数少ない列車がやってくるのをしばらく待って、再び吉備線岡山駅まで戻ってきた。今日のツアーの足となるLa Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)はせとうちエリアを旅する特別な観光列車で、白い車体凝った内装が特徴的だ。列車岡山駅を出発し早速キリンの一番搾り生で乾杯、いつもこの列車で出される「岡山ばら寿司 旅の小箱」が昼食で用意され、2杯目、3杯目と飲み比べしてるうちに和気駅へ到着した。
ラ・マル・ド・ボァ
ツアーバスに乗り換え吉井川沿いの景色のいいところを30分くらい進み柵原ふれあい公園へ到着、旧片山鉄道吉ヶ原駅の前でバスを降りる。早起きによる寝不足と午前中の運動?のおかげですっかり酔い酔い気分だったが、同和鉱業片上鉄道線保存列車体験乗車、数百メートルある運転線往復する。車内はまるでタイムスリップしたかのようで、ここも来たいと思ってた場所のひとつだったが、車両保存状態は非常に良好、とてもいい機会になった。
柵原ふれあい鉱山公園
再びツアーバス和気駅へ戻り、帰りもラ・マル・ド・ボァに乗車する。さぁ、もう一杯と行きたいところだが、少々我慢して万富駅で途中下車。先程のツアーバスが段取りよく待ち構えていて、最後にキリンビール岡山工場へ向かう。時間的に余裕がなく工場見学はショートバージョンだったが、一通りのライン見学を済ませ、締めには工場直出しの一番搾り試飲会が待っており、これで一連のイベントは無事終了となった。
柵原ふれあい鉱山公園
最後の最後はやはりラ・マル・ド・ボァ岡山駅まで戻ってきたのだが、これは外せないでしょう!という計らいで「旅するせとうちスイーツBOX」がお土産として準備されていた。いやぁ、何とも満足な内容だったが、週明けの健康診断が少々気掛かりなわけで…。(苦笑)心地よい疲れを感じながら、新幹線に揺られ帰ることにしよう。
キリンビール岡山工場