■旅日誌
[2025/1] 流れる山
(記:2025/2/24)
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今年2発目は日帰りで流鉄流山線を見に行くことにしました。確かにここには乗りに来たことがあるのですが、もう何十年も前のことで、言われるがまま友人に連れられて意味もなく往復してました。今となっては、それがいつだったがほとんど記憶がなく、何も考えずとりあえずただ行ってみることにしました。
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 日帰り
ルート概略
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流鉄・流山線
地図で見ると流山市はチーバくんの鼻のあたりあって、埼玉県に隣接している。常磐道だと三郷ICのひとつ先、流山ICが目指す先になる。と、そんな感じで先日の大宮に続いて車で行くことしか考えてなかった。まずは流山まで行って、流鉄流山駅へ向かう。一応、駅の外からも眺めておいて、折角なので馬橋まで列車に乗ってみることにした。まるで時が止まったような昭和を思い起こすような佇まいの駅舎に入り、馬橋までの乗車券と入場券を窓口で購入する。ちなみに流鉄は関東の私鉄でありながらICカードは使えず、有人の窓口へ行けば硬券の切符を買うことができる。いやぁ、これだけでも、わざわざここまで来たかいがあったかな?
流鉄・流山駅
かつては総武流山電鉄と会社名だったが、いつしか略称の流鉄に社名が変更されていた。現在は流山常磐線接続駅馬橋の間、約6キロ・6駅を10分ちょいで結んでいる。途中これといった見どころがあるのか、ないのかよく分からないが、つくばエクスプレスが沿線すぐ近くに開通したことも大きく影響し、利用客の減少は深刻なようだ。現在、保有している車両は元西武101系の5000形×2両の5編成で、異なった塗装が特徴、この日運用についていたのは、さくら流星菜の花は正月HMを掲げて流山駅に停留されていた。
流鉄・流山線
折角ここまできたので、とりあえず流山線に乗っておくことにしよう。休日の日中にしては、それなりに利用者もいて、あっけなく終点の馬橋へ到着。常磐線の駅にちょこんと横付けするこの感じは、東京通勤圏内とは思えないどこか地方の駅のようだった。一旦を離れて線路脇の道を進んでいくと、馬橋貨物支線駅が分岐して武蔵野線に向かって行くのが見えてきた。ここは貨物線を行くツアー何度が通ったことがあったが、新松戸駅に隣接した幸谷駅から再び流鉄に乗車する。その後、小金城趾駅さくらと行き違いがあって、平和台駅で今日は流鉄を下車することにした。このままではいつ廃止になっても不思議ではないとか、いや副業があるから何とか持ちこたえてるとか、いろいろ言われているけど、この先どうなってしまうのだろうか?さて、帰りは外環道で通ったことがない三郷-高谷間を経由してみるかな…。
流鉄・流山線