■旅日誌
[2019/3] 哀別、夕張支線
(記:2021/1/1)
(記:2021/1/1)
多少窮屈なスケジュールでしたが、今週末も日帰りで遠出しました。目指したのは北海道の夕張。廃止と聞いてうじゃうじゃ集まるのもあまりよくは言われませんが、どうにか3月末までのカウントダウンに間に合いそうだったので、ピンポイントで強行しました。
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日帰り
今朝もかなり早起きして羽田に向かい、7時台のANA便で、空路新千歳空港へ飛ぶ。雪の予報に反し天気も良好、運よく10分早着だったので予定していた列車には余裕で乗り継げそうだ、、、と思いきや、千歳線で信号機故障のトラブル発生!!復旧の見込みは立ってないので各自どうにか頑張ってね♪を繰り返すばかりで、正直なところかなり焦る。こういうときはとりあえず冷静になって情報収集に努めると、なぜか函館方面と十勝方面の特急は運転しているとのこと…。新しい政府専用機を横目に見ながら不安いっぱいでタクシーを飛ばし南千歳に向かうと、身動き取れない人、よく分からず右往左往する人、要領を得ない質問を繰り返す人、みんなどうにか頑張ってる様子だった。
他の列車の遅れも影響していたが、どうにか無事にスーパーおおぞらに乗り込み、新夕張で待機していた列車に乗り継ぐ。寄せ集めのような3両編成の列車は、明らかにそれ目的で来てる人で混雑していた。何もなかったかのように、列車は新夕張を出発し、冬の景色を眺めながら夕張へ向かう。
かつての夕張駅はもっと先に位置していたが、いまはリゾートホテルに接続するような形でちょこんと立っている。でも、もうわずかでここも用済みとなるかと思うと、寂しいものを感じた。臨時の増便があったおかげで、1本落として1時間ほど滞在する時間が持てそうだった。昼食は夕張廃止の掛け紙がついたお弁当をいただく。少しだけ駅を離れてみたものの、何かあるというものでもなく駅に戻り、地元の方の見送りを受けて夕張駅を後にした。