■旅日誌
[2018/8] 東京スカイツリーと懐かしの快速たびじ
(記:2020/10/4)
(記:2020/10/4)
3週連続になるが、この週末も強制的にお出掛けにすることにした。前週、前々週と同様、何しろ普通じゃない精神状態を少しで元に戻そうとネタ的には何でもよかったのだが、あらかじめツアーに申し込んでおいて、そいつに乗っかることにした。
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日帰り
ネタ的には何でもよかったのだが、クラブツーリズムの企画もので、東武8000系(セイジクリーム色の8111編成)に乗って東武博物館と埼玉の鉄道博物館をはしごするツアーに申し込んでいたので参加することにした。東向島の集合時間が13時半だったので、なぜか勝手に東京スカイツリー見物をオプションにつけて午前中はおのぼりさんモードで東京観光と決め込む。というわけで、本日の出発地とした錦糸町まで横須賀線で向かう。東京スカイツリーの最寄り駅というには微妙な距離だが、地図を見ると分かるように一直線に見渡せる通りがあったので、そこを北上する。
閑静な住宅街を抜けて東京スカイツリーへ到着。あらためて見上げてみるとその高さに圧倒される。前売りチケットは購入してあるので、早速展望デッキへ向かう。地上350メールから見る東京の街並みは圧巻、足元の浅草界隈から西の方へ目を移す。東京ドームの向こうには新宿副都心やら池袋やらが、少し南の方向は東京駅付近のビル群と皇居、そして東京タワーが小さく見える。さらに目線を南の方に移すと、羽田空港、お台場、東京湾が、そして東は房総半島から千葉方面が、徐々に北の方に目を向けると筑波山があって、北関東の山々や秩父の山並みがわかる。とりあえず一周してみたが、富士山はうっすらと見える程度だった。いやぁ、敢えて説明するまでもないが、東京という都市の広がりと過密ぶりは何とも目を見張るものがあった。
ただただぼーっと眺めてるだけで何時間も過ごせそうだったが、午後の予定が控えてたので天望回廊に寄ってみる。緩やかな坂道を上るように、いくつかあるスポットを見ながら、空の散歩を終えることにした。その後、東京ソラマチでお昼にしてここは一旦撤収、東京スカイツリー駅から東武線で東向島へ移動。あらためてここから今日のツアーの開始、まずは東武博物館の見学となる。かつて活躍していた電車や機関車、路線バス、デラックスロマンスカーのカットボディーなど見学していく。ここに立ち寄ったのは初めてで、来る前は少し時間持て余すかなぁ?と思ってたのだが、意外と早く時間が過ぎていったような気がした。
そしていよいよツアー専用列車で大宮まで移動する。懐かしい色の電車は「たびじ」のヘッドマーク付きで浅草方面から入線し、短い停車時間のうちに乗り込む。沿線に住んでたとか、通学で利用したとか、東武線にはさほど縁もなく、これといって強い思い入れがあるわけでもないのだが、どこか昭和を思い起こす車両に揺られることになる。東武スカイツリーラインと東武アーバンパークラインの接続駅である春日部駅でしばらく運転停車し、そのまま直通する形で大宮方面へ向かう。沿線は撮り鉄さんが姿が多くみられたが、それなりに注目されていたようだった。
ツアーは大宮駅で一旦解散となり、夜あらためて鉄道博物館に集合、18時半からの夜間貸し切りのナイトミュージアムに参加する。今日は少し時間があったので大宮駅から大宮総合車両センターの前を通って歩いていくことにした。ここに来るのは3度目になるが、初の新館を中心に見ていこうと思う。貸し切りなので、まずは鉄道ジオラマをゆったりと見学、夕食にはツアー用に準備されたお弁当をいただき、最後に新館へ向かう。E5系と400系の展示もなかなかいいぞ。(蛇足:以前、鉄道博物館に訪れたときの旅日誌はこちらとこちらです。)